ラインケア
6/14 安全配慮義務を果たすための4つのポイント

【テロップ】
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【ノート】
安全配慮義務は4つの「義務」に分けられます。1つ目は、「健康状態の把握義務」です。職場で赤い顔でフラフラしている部下を見かけたらどうしますか?皆さん早く帰るように言ったり、病院に行くように言ったりすると思います。これは部下の健康状態を把握して必要な配慮を行っている訳です。心の健康状態を把握するためにはどうすればよいかについては後程説明しますが、まずは健康状態を把握する、ということが必要であることをご理解下さい。2つ目は、「労働状況の把握義務」です。残業が多すぎることでメンタルヘルス問題が発生する場合と、不調が背景にあることで残業が増えている場合があります。どちらの場合であっても、不適切な残業や休日出勤の状況を把握することが重要です。健康状態と労働状況を把握し、「あれ、おかしいぞ」と思った場合には、3つ目の「産業医の意見聴取の義務」を履行しなければなりません。あくまでも管理職に求められるのは対応をご自身で判断することではありません。 専門家の意見をきちんと聴き、その意見を踏まえたうえで4つ目の「就業上の措置の実施義務」を果たすことが求められます。