株式会社 セルズ 代表取締役社長加藤 雅也 氏 より
「ドリームホップ心理相関図の結果を見て薄々感じていた職場の環境課題が明確な数字を伴う課題になりました。社員の働く環境の整備について、更に「向き合わなければならない」という気持ちが強まりました。
導入の狙い
- 導入したテレワークが労働環境にどのような影響を与えているかを正確に把握したい。
- 健康経営には非常に力を入れており、問題の原因を把握できるストレスチェックサービスを導入したい。
- 効果的な職場環境改善の打ち手を行いたい。
導入効果
- 心理相関分析によってテレワークの良さを生かしつつ、コミュニケーションの取り方等を再検討するポイントを把握できた。
- 「ORIZIN」⇒「irodori」のスムーズな連携によって、高ストレス者のフォローができ、メンタル不調者の回復を実現。
- 心理相関分析によって、職場環境の改善すべき点が明確になり、労働環境の内容・質の向上が実現
ドリームホップ心理相関図から、【働きがい】と【同僚(との人間関係)】が【仕事満足感】と【(心身の)ストレス反応】に影響を与えていることがわかります。
また、【同僚(との人間関係)】は【付随要因】である【家族・友人】といったプライベートにまで影響を与え、【(心身の)ストレス反応】に間接的に影響を与えていることもわかりました。
職位別高ストレス者発生率でも、G1-G2とG3-G5で高ストレス者率が著しく異なっています。
ドリームホップ心理相関図において【同僚(との人間関係)】が重要であることが示唆されていたため、同僚関係等を示す職場内の対人関係の項目を見たところ、 G3-G5が他の職位と比べて最も職場内の対人関係においてストレスが高いことがわかりました。(作業レベル項目参照)
以上のことから当該企業のストレス原因は《管理職層(G3-G5)における同僚間での人間関係》であるため、 *相互の支援を促進するために“情報交換の機会”を設ける *円滑なコミュニケーションのための“伝わりやすい言葉”を学習する *“感情コントロール術を学ぶ”などが 有益な事後措置として考えられます。 また、現時点で高ストレス者の発生率が低い若手層(G1-G2)に対しても *社内おけるキャリアパス(権限や昇格条件)の明確化 *管理職層で行われている活動の共有(インフォーマルな会の設定) などを行い、次期リーダー層の育成を目指すことを提言させていただきました。