会社紹介:株式会社エンジョイ
「楽しむことから未来を創る」を経営理念にクラウドサービス事業、受託開発、SESを展開するエンジョイ社。特に自社プロダクト強化のため、クラウドサービス「JOYボイス」を開発し順調に顧客が増加中。現在では社員60名を超える組織に成長し、労働安全衛生法への対応を検討。コロナ禍においても事業成長を続けるエンジョイ社の従業員ケアと人事戦略とは?人事部門を管轄する執行役員の信田晋佑様にお話を伺いました。
導入の背景をお聞かせいただけますか?
信田さん:きっかけは労働安全衛生法への対応で、産業医やストレスチェックの導入を検討し始めました。当社は社員のエンゲージメントを意識している会社でして、社員が健康で楽しく、元気に働けることが生産性向上に繋がると考えていますので、サービスを導入する際は、その目的に叶うものを使いたいと考えていました。
ドリームホップさんのサービスは、本質的な健康改善に繋がるサービスを作ってらっしゃったので、とても共感しました。私を含めた経営陣は、コロナ禍により、生活の乱れや睡眠不足、メンタルケアに悩まされている社員がいた時の対応に強く問題意識を持っていました。社員が健康に不安を抱えていては生産性も上がらないので、フィジカルもメンタルも健康になれるようなものがないかと考えたのが導入の背景です。
実際、導入の決め手はなんだったのでしょうか?
信田さん:会社としては安衛法の体制を構築する中で、新型コロナが発生しましたので、何を優先順位として取り組んでいくべきか考えました。そういう中、全社員対象で実施できるストレスチェックから開始することにしました。特に全社員が保健師や臨床心理士等に相談できるORIZINは、手軽さと平等が成り立つので良いと思いました。
実際に、類似サービスを他で探しましたが、ストレスチェック、産業医、衛生委員会の立ち上げ支援などを一元的に対応できるのはドリームホップさんしかなかったので、お願いしました。
実際にORIZINを使われてみた感想はいかがですか?
信田さん:初めての実施でしたが、懇切丁寧に説明してもらえて、ほとんど負担なく実施ができました。当社では「社員向けYouTubeチャンネル」を開設しており、全社員向けに制度の説明、実施の流れなどを配信しました。間違ったことを伝えないように専門家のアドバイスが欲しかったのですが、ドリームホップの実施者さんがサポートしてもらったので、理解が進み、社員から高い評価を得ました。
また、集団分析報告は本当に良かったです。所属ごとに見やすいレポートで改善提案も丁寧に記載されており、全役員に共有したのですが、ここまで丁寧にやってくれるのかと感心しておりました。
法令対応を進める上で社内に何か変化はありましたか?
信田さん:はい。YouTubeチャンネルで配信した健康管理の内容を話題に、社員同士でコミュニケーションを取っていることを見かけるようになったので、少なからず健康を意識する文化が根付き始めたのかなと。努力義務の段階でも社員の健康管理を実施したことは会社に対する信頼やワークエンゲージメントの向上に繋がったと感じています。
コロナ禍における従業員ケアをどのように対応されますか?
信田さん:テレワークが一般化するとテクノロジーを使った従業員ケアが必須になってきます。しかし、テクノロジーだけでは十分にできないことも事実です。デジタルと専門家のサポートといったアナログサービスも組み合わせ、両輪で人事戦略を考える必要性が出てくると考えています。また、当社は安衛法への対応とコロナ禍の従業員ケアと業務が山積しています。しかし、ドリームホップさんは産業医、保健師、臨床心理士など医療と心理の専門家が在籍していますので大変心強いです。特に当社のような中小企業にとっては法令対応、従業員ケアが全て1つの窓口で相談できるのでとても重宝しています。